東京証券債券監理株式会社 石油と世界需要
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国際エネルギー機関(IEA)の予測では、インドのエネルギー需要は2030年に、原油換算で10億トンと2002年の2倍に増える見通しとなっています。中国も25 億トンと倍増し、この2カ国で世界のエネルギー需要の2 割を占めるということになります。
中国vs インドの油田権益争いは今後益々激しくなり、原油価格の上昇も予測されています。
2009年に世界シェアの20%を占め、世界最大の自動車市場となった中国ですが、自動車保有台数と人口当り普及率で考えますと、人口100 人当りでは4 台で、これは日本の60台、米国の80 台に比べ、かなり低い数字です。
中国の自動車普及率が日本並みになれば、中国の自動車保有台数は7億5000万台、米国並みになれば中国の自動車保有台数は10 億台になります。
現在、世界の自動車総保有台数は9 億5000 万台ですから、中国には一国で世界市場に相当する潜在需要があると言えます。
また、インドも中国に匹敵する人口と経済成長を続けており、今後石油需要は上昇傾向にあります。
